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MAD MONK BAR TOKYO


プロジェクト:バー
場所:東京
地理座標:北緯35.6764°、東経139.6500°
年:2016〜2018年
設計事務所:ひまわり設計
役割:建築家・デザイナー
概要
済公(じこう)は、戒律よりも放浪の精神と酒を愛したことで知られる臨済宗の僧侶です。彼は神仏に仕えながらも慣習に抗い、その奇矯さゆえに民衆から深く愛された「狂僧」でした。済公の遺産に深く触発されたオーナーから依頼を受けたこのプロジェクトは、その逆説的な自由を建築的形態へと翻訳するものです。
棚は日本の日本酒瓶によって支えられており、内側から漏れる柔らかな光が世界各地のスピリッツのコレクションを照らし出しています。イチローズモルトとジャック・ダニエルは同じ棚の上に並んで置かれ、まるで高僧が見知らぬ人々と街角で同じテーブルを囲むかのようです。
デザイナーはコンセプトから竣工まで一貫してプロセスを監修しました。艶やかな黒の壁が空間を映し出し、静かな無限の広がりをもたらしています。鋭い棚のラインと抑制されたボックスソファ、静かに吊るされたシャンデリアとのコントラストから、緊張感と時を超えた静けさが生まれています。伝統と逸脱、秩序と衝動——これら相反する力がぶつかり合い、済公の生き様を反響させています。
金属の継手は一切使用されていません。棚を支えるのは瓶のみです。厚さ18mmの棚板にはライトが埋め込まれ、下から温かな光を放っています。日常にある独創性——日本の日本酒瓶が構造材として転用され、遊び心と敬意に満ちた建築の中で世界の酒を支えています。
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